肌きれいと言わせたい!
40代からのスキンケア情報ブログ
化粧品の成分

ミネラルオイルが肌に悪いってホント?ミネラルオイルに関するウワサの真相

「ミネラルオイルをクレンジングに使うと乾燥する」という話をよく聞きますが、実際のところはどうなんでしょうか?

 

そこで、今回は、「ミネラルオイルは乾燥する」「ミネラルオイルは肌に悪い」というウワサの真相にせまりたいと思います。

こんにちは。カサコです。

クレンジングオイルをはじめ、様々な化粧品に配合されているミネラルオイル。

 

「ミネラルオイル」という言葉だけだと、身体によさそうなイメージがありますけれど、ミネラルオイルの別名である「鉱物油」ときくと、なんだか肌に悪そうと思ってしまいます。。。

 

でも、ミネラルオイルはベビーオイルの主原料なので、お肌の機能がまだ未熟な赤ちゃんにも使えるものなんですよね。

また、ミネラルオイルの仲間であるワセリンを塗って保湿はOKといってる方もいらっしゃったりしますが、実際のところはどうなんでしょう?

 

そこで、ミネラルオイルについてどのような成分で、どんなメリットやデメリットがあるのか、またミネラルオイルの別名などについてまとめました。

ミネラルオイル(鉱物油)とは

化粧品成分表示名称:ミネラルオイル(mineral oil)

医薬部外品表示名称:流動パラフィン

成分の種類:炭化水素

慣用名:鉱物油

ミネラルオイルとは、石油を精製して得られる液状のオイルのこと。

 

室温で

  • 液体のもの:ミネラルオイル
  • 固体のもの:ワセリン

といったように本質的には同じものです。

 

前述の「ワセリンで保湿はOK」というのは、「ミネラルオイルで保湿はOK」=「ベビーオイルで保湿はOK」とといってるようなものなんですよね。

ちなみに、ジョンソンのベビーオイル(無香料)の成分表示に記載されているのは下記の2つです。

  • ミネラルオイル(鉱物油)
  • 酢酸トコフェロール(ビタミンE)

酢酸トコフェロールはお肌に含まれている酵素の1つで、抗酸化作用や血行促進などさまざまな働きがあります。

かずのすけさんによると、酢酸トコフェロールは酸化安定剤なので、配合量自体はほぼ微量とのこと。

 

ということで、ベビーオイル≓ミネラルオイルと考えてもよさそうです。

(もちろん、植物性由来のオイルが原料のベビーオイルもありますよ)

 

そんなミネラルオイルは

  • 安定性が高い(精製されたものは、ほとんど酸化しないので変質のおそれがない)
  • 刺激が少ない
  • 皮脂との組成が違いので、肌に浸透しない

などの理由から、クリームや乳液、クレンジングオイルなどの油性成分としてよく配合されています。

ミネラルオイルの安全性

ミネラルオイルの安全性はどうかといいますと、先にもあげた通り、安定している、刺激が少ないなどといった理由からから赤ちゃんに使っても大丈夫なくらい安全性は高いと言えます。

ベビーオイルの原料にもなっているくらいですしね。

 

では、なぜ肌に悪いというウワサがあるのかというと、1970年代に精製度の低いミネラルオイルを用いた製品が市場に出回り、それが油焼けを起こしてしまったからなんです。

油焼けとは

肌についた油分が太陽の紫外線に反応して酸化してしまい、シミや色素沈着の原因となってしまう現象のこと

でも、この油焼けの原因は、ミネラルオイルそのものではなく、ミネラルオイルに含まれていた不純物によるもの。

現代は、化粧品には、このような不純物をしっかり取り除いた、精製度の高いものが使用されています

 

逆に言うと、オーガニックをうたっている製品の中には、「天然であること」にこだわる余りあえて高度な精製を行わず、大きな不純物のみフィルターで取り除いている製品もあるんですよね。

その際、除ききれなかった不純物が肌に合わず、シミ・色素沈着だけではなく、肌が荒れてしまうことも。

 

また、天然由来のオイルでも種類によっては、酸化しやすいもの、しにくいものもあります。特に朝、酸化しやすいオイルを肌に使ってしまうと、それが原因で油焼けをしてしまい、シミなどの原因になってしまうことだってあるんです。

 

そのため、一概にミネラルオイルは肌に悪い、天然由来のナチュラルオイルなら肌に優しい、とは言い切れません。

ミネラルオイルのいいところ・悪いところ

石油が原料のミネラルオイルよりも天然由来のオイルの方が、なんとなく肌によさそうですけど、天然由来のオイルの方が全てにおいていいという訳ではなくて、ミネラルオイルを使った方がいい場合もあります。

ではまず、ミネラルオイルのいいところを見てみましょう。

ミネラルオイルのいいところ

落ちにくい

ミネラルオイルは油の性質が強いので、肌に残りやすいと言った特徴があります。そのため、ウォータープルーフのマスカラや、ファンデーション、口紅などによく使われています。

保存性が高い

ミネラルオイルは酸化しにくく安定しているため、ほかのオイルと比べて、保存性の高いものが作れます。

肌にしみこまない

ミネラルオイルは皮脂との組成がまったく違うので、肌にしみこません。そのため、しっかり肌にのってくれますが、伸びがいいです。また、外部の刺激からお肌を守ってくれる効果も期待できます。

安い

ミネラルオイルの原料は、石油からプラスチックなどの工業製品を作ったあとに出てくるものなので、安く作ることができます。

ミネラルオイルの悪いところ

もちろん、ミネラルオイルもいいところばかりではありません。

では、どのような点がミネラルオイルの悪いところなのでしょう?

落としにくい

メリットのところにもあげた「落ちにくい」といったミネラルオイルの特徴ですが、逆に言うと落としにくいということ。そのため、しっかり洗い流すために洗浄力の高いクレンジングを使う必要があります。

毛穴が詰まることも

ミネラルオイルはお肌を守るといった点ではとても優秀なオイルですが、落としにくいため毛穴がふさがってしまい詰まってしまうこともあります。

ターンオーバーが乱れる原因にも

ミネラルオイルはしみこまないため、お肌の上にミネラルオイルが残っていると、お肌の上にフタがされている状態になってしまいます。そのため、お肌が自分で皮脂を出す力が弱まってしまい、ターンオーバーが乱れる原因になってしまいます。

美容効果は期待できない

ミネラルオイルには天然由来オイルに含まれるオレイン酸などの栄養成分は含まれていないので、美容効果は期待できません。お肌をまもってくれますが、きれいにすることはできないのです。

 

と悪いところも様々ありますが、なんといっても、ミネラルオイルはお肌の保護には優れているけど、お肌を保湿してくれるわけではない!ということなんですよね。

 

ミネラルオイルは

  • 水分の蒸発を防ぐ
  • ダメージに敏感な部分を守ってくれる

という働きはありますが、すでに乾燥してしまっている状態のお肌に水分を補う、お肌のうるおいを守るといった効果は期待できません

 

ですから、乾燥肌や乾燥脂性肌(インナードライ肌)の方は、ミネラルオイルではなく、皮脂の組成に近い油脂系のオイル(アボカドオイルなど)を使うことをオススメします

ミネラルオイルには表示名がたくさんある!

ミネラルオイルもいいところと悪いところがあると知った上で、それでも使いたくない、できれば避けたい、そんな方もいらっしゃいますよね。

そのような方は使用前に全成分表示でミネラルオイルが含まれているかどうかチェックしてみてください。

 

全成分表示では主にミネラルオイルと表記されますが、他にも流動パラフィン、ワセリンなどの別の表示名で書かれていることもあります。

ミネラルオイルの表示名
  • パラフィン
  • 流動パラフィン
  • ワセリン
  • マイクロクリスタリンワックス

また、ミネラルオイルと見た目や性質がよく似ているものに、セレシンといった成分があります。

ミネラルオイルは石油から精製されるのに対し、セレシンはオゾケライト(地ロウ)という鉱物を精製してできるんですよ。

まとめ:ミネラルオイルのウワサの真相は

ミネラルオイルは安価で安定しており、お肌をまもるといった面ではとても優秀なオイル。

しっかりメイクを長時間続けたいときなど、使い方次第ではとても使えるオイルとも言えます。

 

ミネラルオイルを使うと色素沈着が起きる、シミが出来るというウワサは、昔、精製度が低いオイルが出回っていた頃の話で、そういった意味では今はとても安全なオイルともいえます。

 

ただ、「落ちにくい」などのミネラルオイルのメリットも、裏を返せば「落としにくい」などというデメリットになってしまうんですよね。

 

化粧品の成分もいいところと悪いところがあります。

性質をしっかりと理解して、正しく使い、よりきれいな肌を目指していきましょうね。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

なにか参考になると嬉しいです。